EASにはおおまかにわけて2種類の主要なサービスがある。
- EAS Build
- EAS Submit
EAS Buildは、ExpoやReact Nativeで作成されたアプリのバイナリをビルドするためのホスティングサービスです。
EAS Submitは、AppleのAppStoreやGoogle Play StoreにEASビルドでビルドしたアプリのバイナリを自動でアップロードしてくれるホスティングサービスです。
今回使うのはEAS Buildの方なので、EAS Submitについては考えなくて良い。
普段使っているのがPixel 5aだし、Androidの方が好きなので、今回はAndroidのアプリ向けにEASの使い方を説明する。
iOS向けについては後日気が向いたら書くかも
ローカルで実行する
Expo CLIをインストールします。
npm install --global expo-cli eas-cli
yarn
の代わりにnpm
を使うことが推奨されている。
We recommend using npm instead of yarn for global package installations. You may alternatively use npx eas-cli, just remember to use that instead of eas whenever it's called for in the documentation.
Expoアカウントにログインします。
eas login
既存のプロジェクトをEAS Build用に設定します。
eas build:configure
Android端末・Androidエミュレーター、またはiOSシミュレータ向けにビルドする
EAS BuildではデフォルトでAndroid App Bundle(.aab)形式でアプリをビルドする。 この形式だとエミュレーターやAndroidデバイスにそのままインストールできない。 インストールするためにはAPK(.apk)形式でビルドする必要がある。
eas.jsonを開いて、preview
の次の項目を編集する。ちなみに、preview
はドキュメントで推奨されているだけでこの値は好みの名前に変えていい。コマンドの実行時にどの設定を使うかを指定するために使う名前なだけである。
buildType
apk
// eas.json { "build": { "preview": { "android": { "buildType": "apk" } }, "production": { } }
preview
の設定を使ってビルドする。
eas build -p android --profile preview
今回は実機にインストールする方法を紹介する。
ビルドの詳細ページにアクセスする。
表示されているURLをGmailかなんかで送って実機で開けるようにする。
準備ができたら、そのURLを実機で開いて画面に従ってAPKをインストールする。そしてアプリを起動する。
たったこれだけ。